環境の現状
経済の成長に伴い、地球の許容範囲を超えて私達は多くのものを求めて生活してきました。自然界の吸収力を超える二酸化炭素を放出し、地球の気温は上昇しています。生態系や森林破壊により、多くの動植物種は絶滅の危機にさらされています。砂漠に変化する土地・水不足・河川の枯渇・母なる土壌の流失と農地の縮小・海洋汚染・人口増加など、地球環境は悪化の一途を辿っているといわれています。しかし、これらの地球規模で起こっている環境問題は、私達の日常生活や事業活動から生じる環境負荷によるものです。
地球環境の劣化が、環境・社会・経済の密接な関わりの中で深刻化している中で、私たちは、自身の生活を根本から問い直すとともに、社会経済のあり方そのものを持続可能なものに変革していく必要があり、今、具体的な行動が求められています。
企業活動の変化と問題点
近年企業では、様々な環境対応商品の開発や環境管理・監査・ISOなどの導入、環境報告書や社会活動などを行ってきました。しかし環境報告書の作成やISOの導入のみならず、真の環境へ配慮した企業活動について、研究者や専門家・地域のNPO/NGOなどの意見を踏まえた学際的な活動はまだまだ不十分だといえます。なぜなら、地球規模での環境破壊は十分改善されておらず、日本の企業活動による影響力は多大だと考えられます。
当社のビジョン
研究者や専門家の意見を反映させるために、国内外の研究所や機関と連携し新たな戦略や企画のご提案をいたします。また、政府やNPO/NGOなどのネットワークをいかした新たな環境経営をトータルデザインしていくための情報をご提供いたします。 環境に配慮した持続可能な社会は、企業活動や政策などに反映されながら自然と私たちの生活に密着していかなくてはなりません。ライフスタイルそのものが自然のサイクルの枠を超えることなく、経済・社会・環境をトータルに考え地球の存在なしには人間は暮らすことができないのです。
しかし、私たちの生活の中で何が環境負荷を与え、何が持続可能なのか明確とはいえないのが現状です。長期的に考え、一方からの視点ではなく様々な関係者からの意見を参考にご提案していきます。
さらに環境というキーワードを生活や文化といった広い枠でとらえ、異業種間でのコラボレーションによって他業種へのアプローチと新たな事業展開をご提案・サポートいたします。
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